ブログ更新 (ココチ基金:くすの木自然館様)

2020年6月15日(月)午前8時、鹿児島市に大雨洪水警報が出ているなか、車で30分位のところにある姶良市の「重富海岸自然ふれあい館なぎさミュージアム」に出かけました。
この施設は、「NPO法人くすの木自然館」様が運営しています。
雨の月曜日、ということもあるのか、反対車線の鹿児島市内に向かう国道10号線は5キロほど渋滞していました。
用事を済ませて帰るまでには渋滞解消されていればいいなと思っていましたが、行きはスースー帰りはしっかり渋滞に引っかかりました。
用事とは、活動資金をお届けすることです。
くすの木自然館様へは2007年から毎年活動資金を助成していて、今回で14回目になります。
金額は20万円。10万円は芙蓉商事(会社)から。もう10万円は芙蓉商事で働く社員(個人)からの寄付金です。
この基金は「ココチ基金」と社内では呼ばれていて、社員の毎月の給料から寄付してもらい、NPO法人やボランティア団体の活動に役立てています。
なぎさミュージアムで、専務理事の浜本様より現在の状況をおききしました。
「新型コロナウイルスの影響で、県外や海外からの来館者が減りましたね。臨時休校になったことで、クラスでの自然体験の機会が失われ、子どもたちの声も聞かれなくなりました。」
学校が再開しても、授業の遅れを取り戻すために、環境学習の時間が削られる学校もあるそうです。
コロナウイルスは、各方面に影響を及ぼしています。
6月12日には、鹿児島県でコロナウイルスの感染者が22日ぶりに確認されました。
感染者ゼロの日がいつまでも続くとは思っていませんでしたが、動揺は隠せません。
コロナウイルスの感染が日本で確認されてから心が穏やかではありません。コロナに関連したことで神経がピリピリしたり、気が立つ場面もあります。
そんなことなど何も気にする様子もなく、ミュージアムに置かれた水槽の狭い世界では、生物が生き生きとしていました。
水槽をゆらゆら泳ぐ海洋生物をみていると穏やかな気持になり、重富海岸の潮風にふかれていると、心が洗われるようです。
帰りの道路の渋滞は解消されなかったけど、心の渋滞はほんのひととき解消されました。
「霧島錦江湾国立公園 重富海岸自然ふれあい館なぎさミュージアム」
https://www.nagisa-museum.com/

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