梅雨に入るとカエルの大合唱がはじまりうるさくて眠れない。
一晩中ゲロゲロ鳴いているので夜中に何度も起こされる。 昭和の時代、小学生の頃を思い出しました。 ここは「森のようちえん」。 カエルの鳴き声を聞いたのは何年ぶりでしょう。 2025年5月30日、「NPO法人かごしま子どもと自然研究所」様に「芙蓉商事ココチ基金」から寄付金をお届けしました。 ココチ基金とは、社員の毎月の給料と賞与から寄付されたお金を積み立てたもので、地域に役立てようとするものです。 かごしま子どもと自然研究所様が運営する森のようちえんは、鹿児島市の天文館から車で15分、吉野町にあります。 県道16号から住宅地に入り、指定の場所に車を停めて、待ち合わせ場所の民家を探すも見当たりません。 近くで立ち話をしていた高齢の夫婦に道をたずねると、しばらく考え込んでから「あ~、森のようちえんね」と後をついていくと、虫取り網を手にして楽しそうに踊っている(ように見えた)子どもたちと、統括責任者の市川様に出会えました。 「森」は住宅地のすぐ裏にありました。 住宅地と森の境には見えない壁というか空気の層があるように感じて、その境界を越えると時代ごと変わったように感じました。 空気は冷たく澄んでいておいしい。 森のミドリは目にやさしく鳥がさえずり、自然と気持ちが和らぎます。 ココチ基金の設立はちょうど20年前の2005年5月31日。 自然環境保護や体験型環境学習などこれまで30件を超える活動資金を拠出してまいりました。 ![]() ![]() ![]() |