ブログ更新 (御楼門完成)

「防犯カメラ作動中」「自転車乗入禁止」「立入禁止」の札が掛かった柵を、あっちやったり、こっちやったりしていたのは、ここ「鹿児島県歴史・美術センター黎明館」の警備を任されている当社(芙蓉商事)のスタッフです。
この柵は御楼門(ごろうもん)に渡る橋の入口に置かれているが、掛けられた看板の意味がよく解らないのがある。
「防犯カメラ作動中」はわかる。「自転車乗入禁止」もまあわかる。でも「立入禁止」って、どう理解すればいいのだろう。
見学にきていた人も困惑した様子で「入っていいのかな」「立入り禁止だからくぐればいいんじゃない」とか居合わせた人に確かめるようにして橋を渡り御楼門を抜けていった。
沖縄の首里城が火災で焼失したこともあり、警戒してのことだろう。
御楼門は147年前に火災で焼失。7年前から復元計画が本格化し、民間の寄付約6億2千万円を含めた総事業費10億9千万円をかけて建設されました。
寄付金には、当社従業員の寄付も含まれます。
4月11日、完成式が開かれました。
「御楼門が完成してからお客様が増えました」と笑顔で話す受付案内(当社スタッフ)の坂口さん。
でも、新型コロナウイルスの感染拡大防止で、今後さらに行動の自粛が求められるでしょう。
この災厄が一日でも早く終息することを願い、少し陰りを含んだような笑顔ではなく、マスクを外し、青空に抜けるような笑顔を次は期待したいと思います。
2020年4月15日、風光のなか新築の御楼門を訪ねました。DSC01105