平成26年7月14日（月）の早朝、清掃をさせて頂いているお客様店舗の開館時間前に一人床の状態を確認するF係長。
少し前に床の剥離作業とワックス塗布を行った箇所のインスペクション（評価）を行っています。実際の見た目、作業をさせて頂いた後のお客様の歩行によるすれ具合などを見ていきます。
また場所によっては光沢度計を使って確認をしています。社員教育、お客様対応の他にこういった細かいチェックも忘れません。

平成26年7月12日（土）は、第37回鹿児島県障がい者技能競技大会が開催されました。
ビルクリーニング部門は正式種目に入り3回目の大会となります。当社からも本社清掃に所属しているUさんが「3度目の正直」で3回目の挑戦。
前日、社内で行われた公開練習の場でUさんの口からも「3度目の正直となるよう頑張ります」との強い決意表明がありました。
さあ大会本番。Uさんの顔にも緊張が走ります。今回の競技順位は17人中、17番目。一番最後となります。審判団に入っているF係長も「本当は真ん中ぐらいが良かったなあ。Uさんは今までの大会もトップバッターか最後の順番。今回も最終競技だから逆に慣れた順番でいつも通りの競技もできるかも」とプラス思考で考えていました。
今年からはゴミ箱等の障害物が増えて、工程も従来から変更になりました。Uさんの最初の競技はハードフロアーでの除塵作業。午後からはカーペットフロアーでの除塵作業でした。
共に大きなミスもなく、練習通りの工程で進んでいきました。ライバルの皆さんに感化されたのかタイムも社内練習の時を更新。後は結果を待ちます。
16時より閉会式と結果発表があり、見事銅賞（3位）でUさんの名前が呼ばれました。Uさんもホッとした表情と同時に笑顔を見せます。まさに「3度目の正直」！おめでとうございます。良かったですね。
今回で3回目の開催となったビルクリーニングの部。第１回大会の時に比べ、情報量も増え、指導者の指導方法や選手のスキルも段違いにレベルアップしています。その強豪揃い中、3位入賞という結果は、やはり本人の努力とF係長の二人三脚での指導の賜物であったと思います。Uさんも習得したその技術をますます発揮してお客様満足を勝ち取って下さい。